ロッテは7月9日、グループ会社のロッテインドネシアが、ブカシ工場にチョコパイの製造工場を新たに建設し、7月8日に竣工式を実施し、8月より生産開始予定であると発表した。
ロッテインドネシアが2013年から製造販売している「チョコパイ」は、インドネシア国内でのソフトケーキ市場においてシェアNo.1 。今後更なる需要の拡大が見込まれるため、自社工場敷地内にチョコパイの新工場を増築し、生産強化を行う。これにより、生産能力は最大で約2倍にアップする見込みだ。
また、新工場の屋上には太陽光パネルを設置し、発電容量726kWの太陽光発電設備を導入した。発電した電力は新工場で使用し、年間約580トンのCO2排出量削減を見込んでいる。ロッテでは、サステナビリティ目標「ロッテ ミライチャレンジ 2048」を掲げて、サステナビリティ経営を推進している。その中で、脱炭素に関する目標に掲げており、省エネルギー活動と再生可能エネルギーの活用を推進しているとしている。
■工場の概要
工場名:ロッテインドネシア ブカシ工場
所在地:西ジャワ州ブカシ
内容:チョコパイ製造工場の建設
延床面積:2万2408m2 (6780坪)
投資額:約78億円
工事予定:2025年5月建屋完成
7月8日竣工式実施、8月生産開始予定
生産能力:今回の増築により最大で約2倍にアップ