三菱製紙は11月20日、第1次中期経営計画のフェーズ2(成長に向けての収益基盤強化)を発表し、物流費改善を挙げている。
新規に八戸工場構造改革の断行するとして、その中で物流費改善を挙げているもので、八戸工場分社化・子会社再編による労務費の削減、エネルギー事業関連・省エネルギーの推進、配合改良等がある。
三菱製紙は東日本大震災により、主力の八戸工場が極めて大きな被害を受けたことから、「洋紙事業の復興」(フェーズ1)と「成長に向けての収益基盤強化」(フェーズ2)を柱とした「第1次中期経営計画」(2011年10月から2015年3月)を実行している。