DHLサプライチェーンは4月24日、神奈川県相模原市に相模原ロジスティクスセンターを完成したと発表した。
50億円を投じ、延床面積約4万4000㎡で、同社日本国内に保有する倉庫の延床面積を約20%拡充した。
さまざまな顧客の間で人員、設備、インフラを共同利用するマルチユーザー施設として機能し、リソースの共有による相乗的メリットにより需要の変動に対応可能な柔軟性と拡張性を顧客に提供する。
都心から車で約1時間と戦略的立地の東京西部に位置するこの施設は、高速道路を介して都心と西日本への優れた輸送アクセスを兼ね備えている。空港と港湾施設にも近いため、国際的な物流需要にも対応することができる。
地震や津波などの自然災害のリスクを低減するために強固な地盤を持つ内陸の地に建設されるとともに、制震ダンパーを導入することでより高い耐震性能を持つよう設計している。
■施設の概要
所在地:神奈川県相模原市緑区西橋本5-9-1
敷地面積:2万2020.77㎡
建築面積:1万1897.25㎡
延床面積:4万4103.64㎡
構造/階数:鉄骨造(基礎:RC造)地上5階建
工期:2013年4月着工-2014年4月竣工