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味の素物流/船舶輸送を初導入、鉄道輸送も強化

2014年05月28日/SCM・経営

味の素物流は5月28日、500km以上の長距離区間について、グループ初の本格的な船舶輸送導入と、鉄道輸送の強化を実施すると発表した。

<船舶輸送に使用するフェリー>
20140528ajinimoto1 - 味の素物流/船舶輸送を初導入、鉄道輸送も強化

<鉄道用31フィートコンテナ>
20140528ajinomoto2 - 味の素物流/船舶輸送を初導入、鉄道輸送も強化

6月以降、3つの長距離区間(久喜物流センター→札幌物流センター、川崎地区工場→西日本物流センター、西日本物流センター→福岡物流センター)について、船舶輸送を本格的に導入する。

また鉄道輸送については、31フィートコンテナの活用を強化。パレット輸送に適した、大型の31フィートコンテナを活用することによって、積載効率の大幅なアップを図る。

長距離輸送でのモーダルシフト率を現行の約2倍に高めると共に、CO2排出量の半減を目指す。

同グループでは、東日本大震災によって神奈川県川崎市の川崎物流センターが被災、全国の配送拠点への補充機能が停止して一時的に商品の安定供給が滞る事態となったことから、東西2補充拠点による物流体制への移行を進めていた。

昨今のドライバー不足への対応策も検討し、長距離輸送で、初めての本格的な船舶輸送導入と、鉄道輸送の強化による新たな輸送体制の構築に至った。

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