日立製作所は6月12日、2015中期経営計画の実現に向けたコスト構造の改革と7事業の戦略を発表した。
グローバルロジスティクス改革として、コスト削減と資金効率向上を実現するグローバルロジスティクススキームの構築を図るとしている。
コスト構造の改革のうち、プロセス改革の新たな取り組みでは、バリューチェーンのグローバルシフトを挙げ、顧客ニーズを迅速に事業へ反映するグローバル最適プロセスの確立を推進するとしている。
事業別では、情報・通信システム事業で、キャッシュフローマネジメント(財務基盤)強化 のため、SCM改革プロジェクト遂行による事業効率化を挙げている。
インフラシステム事業では、コスト構造改革の継続推進で、製造・EPC・サービス拠点設置によるグローバルサプライチェーン構築を挙げている。
鉄道システム事業では、コスト構造改革として、グローバル物流を、財務基盤強化として、グローバルサプライチェーンマネジメントを挙げている。
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