SBSロジコムは7月4日、顧客である中野セントラルパークについて館内物流の現場見学と館内物流についての発表を行った。
日本ロジスティクス研究会(JLRS)が開催した事例研究会で行なった。
大規模施設は大量の荷物が出入りすることから周辺の交通渋滞や違法駐車、荷捌場の不足、エレベーターの混雑、セキュリティの低下など物流に関わるさまざまな問題が発生する。これらを解決するのが館内物流。
参加者は、ゼネコンやデベロッパーから 20名以上の一般参加があり総勢40名となった。
説明者は、館内物流をゼロから立ち上げた営業本部物流コンサルタントの三身課長。館内物流の考え方や解決策をまとめたレジメを準備して説明に臨んだ。
宅配業者からの荷受け、仕分け、館内配達・集荷、発送までの流れや直納業者の受付、車両誘導など、業務が動いている現場を見ながら平常業務を説明。
物量、車両台数、テナント規模、業種などを分析して適切な着車バース数や荷捌きスペースを導き出す独自の館内物流ノウハウも披露した。
平常時だけなく建設段階から開業段階までカバーする館内物流に、建設関係の見学者からは物流動線の考え方、建設段階から開業段階への管理引き継ぎの課題と解決法、テナント一斉入居時の調整など多数の質問が飛び交った。
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