豊田自動織機は10月28日、2014年7月に発売した3.5~8.0トン積新型エンジンフォークリフト「GENEO」で、ドイツデザイン賞(German Design Award2015)の特別賞(Special Mention)を受賞したと発表した。
同賞受賞はフォークリフト初。
受賞したエンジンフォークリフト「GENEO」は新開発の電子制御クリーンエンジンの採用等により世界トップクラスの低燃費・低排出ガスを実現し、ディーゼル車についてはDPFを使用せず、各国の排出ガス規制をクリアしている。
エルゴノミクス(人間工学)の発祥の地である欧州では、作業者の健康・安全・快適さ・疲れにくさなどに配慮したエルゴノミクスデザインが強く根付き、産業車両にも強く求められている。
受賞は、エルゴノミクス視点での改善により、オペレーターのストレスを減らすことで、安全性や作業性を向上させた同商品のデザインが、評価された理由のひとつ。
ドイツデザイン賞は、世界的に権威のあるデザイン賞のひとつで、審査員の推挙もしくは、すでに他の国際的デザイン賞を受賞した商品のみがノミネート条件となる。
その中から選別されるため、ノミネート自体が名誉とされている。2014年は世界各国から、2250点がノミネートされ、その中からの特別賞受賞となった。
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