商船三井は4月1日、グループの社員が永続的に継承していく価値観として「MOL CHART」を制定した。
CHARTとは、共有すべき価値観を表す5つの言葉の頭文字を合わせたもので、同時に進むべき未来を示す「海図」の意味も併せ持つ。
グループの社員一人ひとりが業務遂行にあたり、この価値観を共有し判断の拠り所とすることで、グループの総合力を強化・結集しながら長期ビジョンを達成し、企業価値を高めることを目的としている。
CHARTのCは、Challengeで、大局観を持って、未来を創造する、HはHonestyで正道を歩む、AはAccoutabilityで「自律自責」で物事に取り組む、RはReliabilityで顧客の信頼に応える、TはTeamworkで強い組織を作ることを表している。
今後、国内外グループ各社や自社船も含めて「MOL CHART」の浸透を図りながら、コンプライアンス遵守の更なる徹底、安全運航に対する意識の徹底、商船三井が求める自律自責型人材の育成にも活用していくとしている。
商船三井CVC(MOL PLUS)/将来宇宙輸送システムへの出資を決定