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ヤマトHD/4~9月の営業利益15.4%減、クロネコメール便廃止を補えず

2015年10月29日/決算

ヤマトホールディングスが10月29日に発表した2016年3月期第2四半期の業績は、売上高6837億8500万円(前年同期比1.6%増)、営業利益180億円(15.4%減)、経常利益186億2700万円(16.6%減)、当期利益97億5900万円(19.7%減)となった。

デリバリー事業の売上高は5335億1400万円と前年同期並みの水準、営業利益は41億7500万円(49.7%減)だった。

4月から販売を開始した新サービス「宅急便コンパクト」、「ネコポス」の拡販に取り組んだ。

新サービスは第2四半期以降、通販事業者への展開に加え、複数のフリマサイトとの連携を開始したことなどにより、徐々に利用が広がった。

全体としては、宅急便の取扱数量は増加したものの、クロネコメール便廃止による影響を、クロネコDM便や新サービスの伸長で補うには至らず、収入は前年同期並みとなり、利益面では減益となった。

ノンデリバリー事業は、グループ各社の強みを活かした既存サービスの拡充に取り組むとともに、グループ横断的に連携して顧客の課題解決に当たるソリューション営業を積極的に推進した。

通期は、売上高1兆4150億円(1.3%増)、営業利益690億円(0.1%増)、経常利益700億円(1.3%減)、当期利益410億円(9.2%増)を見込んでいる。

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