国土交通省、首都高速道路、東日本高速道路、中日本高速道路は11月11日、一都三県の警察と道路法(車両制限令)違反及び道路交通法違反の同時合同取締を11月10日に実施したと発表した。
首都圏に流入・通過する違反車両を一網打尽とするために通常の連携の範囲を拡大し、過去最大規模の大規模取締を実施したもの。
取締結果では、国土交通省関東地方整備局の取締で、違反台数6台、措置命令台数0台、指導警告台数6台だった。
また、首都高速道路では、違反台数14台、措置命令台数13台、指導警告台数1台、東日本高速道路では、違反台数6台、措置命令台数4台、指導警告台数2台、中日本高速道路で違反台数9台、措置命令台数5台、指導警告台数4台だった。
これにより、違反台数は合計35台、措置命令台数が22台、指導警告台数が13台となった。
なお、従来より各道路管理者は、「大型車の通行の適正化方針(2014年5月)」に沿って取締を強化してきたところだが、過積載車両が2012年度に比較して約3割も増加する等、老朽化する道路へのダメージが増大していることから、道路管理者が連携を高めて過積載の取締をさらに強化するとしている。