デカルト・データマインは7月24日、米国税関・B／Lデータを基にまとめた日本発米国向け（往航）海上コンテナ貨物量の20フィートコンテナ換算の6月分統計データを発表した。
＜日本発米国向けコンテナ貨物量（荷受地ベース）推移＞
データによると、6月の日本発米国向け（往航・荷受地ベース）は5万1468TEUと前年から5.0％減少した。
＜日本荷受地ベース vs 直航・TS比率＞
第3国へのトランシップ貨物は1万8180TEUで、前年比16.4％増（韓国17.1％増、中国57.5％増、台湾6.8％減、シンガポール73.4％減）。TS率は35.3％だった。
＜日本発母船直航分・日本港別TEU＞
日本発母船積みベースでは前年比13.9％減の3万3356TEU。大阪港では18.3％増となるも、東京港、名古屋港、神戸港、横浜港が減少し、今月もジェミニコーポレーションの上海ハブ積みに変更された影響が出た。
＜日本荷受地ベース統計品目（HS Code）別貨物量推移＞
日本荷受貨物量を統計品目番号別にみると、農機・建機などを中心とした機械類が前年比9.1％減、自動車関連が19.2％減、プラスチック類が2.9％増、タイヤを含むゴム類が2.7％減、電気類が5.7％増などだった。
■レポートの分析担当・問い合わせ先
デカルト・データマイン
Datamyne Japan 清水邦彦
TEL：090-6509-2632
URL：https://www.datamyne.ne.jp/
メール：kshimizu@datamyne.jp
