JXホールディングスと東燃ゼネラル石油は12月3日、2017年4月を目途に両社グループの経営統合を目指すと発表した。
JXHDの完全子会社であるJX日鉱日石エネルギーを吸収合併存続会社とし、JXHDの普通株式を対価とする三角合併を行う。
事業運営の基本方針の一つに、統合エネルギー事業会社のサプライチェーンを構成する精製・製造、需給、物流および販売の各部門において、全体最適を目指す。
需給部門が調整機能を発揮して全体最適を確立するための部門横断的な組織体制を整備する。
統合効果として、経営統合後5年以内に、1事業年度あたり連結ベースで1000億円以上の収益改善効果を達成を目標としている。
可能な限り早期に収益改善効果を達成するため「製油所、油槽所などの統廃合」、「川崎地区の製造拠点の一体運営」、「組織の統廃合および効率化」、「精製・製造、需給、物流および販売の最適化の実行」を検討し、具体的な内容の詳細を定めた計画を策定する。
