JXエネルギーは4月12日、ベトナム最大手の石油製品販売会社でペトロリメックス社との間で第三者割当増資により発行する株式を引き受けることに合意し、株式引受契約を締結した。
4月13日にベトナム政府との三者間で戦略的協業契約を締結した。
今回、同社の株式を8.0%引き受ける旨を定めた株式引受契約ならびに、同社の戦略的パートナーとして、双方の事業価値向上に向けた検討を行う戦略的協業契約を締結した。
その検討を進めるための取組みのひとつとして、ベトナム南部バンフォン経済特別区における製油所新設に係る、具体的な共同検討を行う旨を定めた覚書を締結した。
ベトナムでは日量約35万バレル(年間約2000万kl)の石油製品需要があり、経済成長に伴い、今後も需要は堅調に増加するものと見込まれている。
ベトナムで燃料油販売トップシェアを有するペトロリメックス社と、同社への出資と製油所新設について検討を行う旨を定めた覚書を締結し、交渉を重ねてきた。
今後、日本で培った知見を活かし、石油精製から燃料油販売までのサプライチェーンにおける、あらゆるビジネスの可能性について検討していく。
川崎汽船 決算/4~6月の売上高21.2%増、営業利益58.3%増