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川崎汽船 決算/4~6月の売上高21.2%増、営業利益58.3%増

2024年08月02日/決算

川崎汽船が8月2日に発表した2025年3月期第1四半期決算によると、売上高2676億900万円(前年同期比21.2%増)、営業利益307億1700万円(58.3%増)、経常利益748億4600万円(58.6%増)、親会社に帰属する当期純利益725億4300万円(96.7%増)となった。

セグメントごとに見ると、ドライバルクは市況エクスポージャーを適切に管理すると同時に運航コストの削減や配船効率向上に努め、売上高883億円(22.6%増)、営業利益76億円(413.6%増)だった。

また製品物流は、売上高1511億円(23.3%増)、営業利益664億円(49.6%増)。

国内物流・港湾事業ではコンテナターミナル取扱量が前年同期並みで推移したほか、国際物流事業はフォワーディング事業における航空輸送需要が半導体関連をはじめ回復傾向にある。

近海事業では鋼材等が前年同期の輸送量を上回ったほか、内航事業も、物価高による消費低迷の影響があるものの建築部材の荷動きが増加し、輸送量は前年同期を上回った。

コンテナ船事業は、北米での個人消費に勢いがあり、欧州も荷動きは回復傾向。その他の航路でも短期運賃が上昇したことから、前年同期比で増収増益となった。

通期は、売上高1兆200億円(6.5%増)、営業利益1020億円(21.2%増)、経常利益2200億円(65.8%増)、親会社に帰属する当期純利益2100億円(105.9%増)を見込んでいる。

川崎汽船 決算/3月期の売上高2.1%増、営業利益7.5%増

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