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新東名/浜松いなさJCT~豊田東JCT開通で、東名の渋滞9割減

2016年08月05日/SCM・経営

中日本高速道路(NEXCO中日本)は8月5日、新東名高速道路(愛知県区間)の浜松いなさJCTから豊田東JCTまでの延長約55kmが、2月13日に開通したが、開通後のストック効果を発表した。

今年のお盆期間は、新東名・東名とも渋滞なくスムーズな通行が可能としている。

並行する東名の渋滞が大幅減となり、渋滞回数が9割減となった。

開通前は、渋滞が115回あったが、開通後はわずか7回に激減している。

三ケ日JCT付近では、昨年のお盆期間の最大渋滞長が31.5km、渋滞を通過する時間77分だったものが、今年のお盆期間は、新東名の開通により、東名の渋滞発生予測はゼロとしている。

長距離輸送を支援する効果が表れている。新東名の貨物車の9割は長距離利用。これは、走行性の良い新東名を利用することが物流を担う貨物車に多いことによる。

利用者の声によると、愛知県のドライバーは「関東まで行きやすくなり、道が走りやすいのでドライバーの体への負担が軽いため利用している」、岐阜県の輸送会社は「輸送時間が20分程度短縮できることから、岐阜県(大垣付近)~静岡県(沼津付近)までの輸送で新東名を利用している」、愛知県の輸送会社は「ドライバーの労務環境が改善傾向し、運行時間の管理がしやすくなることから利用している」と話している。

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