サトーは10月20日、物流現場を変える、IoTを活用した新しいソリューションとして「Visual Warehouse」の動画を公開した。
商品の多品種少量化・ロングテール化に伴うピッキング効率の低下や、 人手不足など、物流現場は多くの課題を抱えている。これらの物流現場を変えるソリューションとして「Visual Warehouse」を開発した。
UWB(Ultra Wide Band:広域帯無線システム)を利用した、リアルタイムな正確な位置測位と、仮想マップを活用した現場の可視化がシステムの根幹を担い、「最短ピッキング経路の指示」と「庫内レイアウトシミュレーション」 機能を顧客に提供する。
Visual Warehouse製品構成は、正確な位置測位によって出庫・入庫などの現場業務をサポートする機能と、動線分析により倉庫の「見える化」をサポートする機能から成り立っている。
ヘッドセットを通じて声で経路ナビゲーションを受け、また、iPad・ワイヤレスバーコードスキャナを使用することにより、両手を使う作業が可能になる。大きな荷物や台車を扱う現場での作業者の生産性を向上する。
位置測位を行うタグ(UWBタグ)は見通しのよい、作業者の頭上等に設置し、作業者の位置を測位する。
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