Zepol(ゼポ)は3月13日付で、米国海上コンテナ輸入の2月実績をまとめた。
<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送2017年2月>
アジア主要10か国・地域発のTEU(B/L・Loading Port/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前年同月比23%減の95万TEUとなった。
米国向け世界発は、アジア発の減少に加えて欧州、中米などもそれぞれ11%、6%の減少となり、全体が19.7%減となった。
主要品目の動きも全体の約18%を占める家具類の23.9%減となり、2位以下も機械類18%、電子電機31.5%、自動車関連22.9%と上位10品目が全て減少だった。
アジア発国地域別では、1位中国26.5%、2位韓国15.3%、3位台湾21.2%、4位香港 28%、5位シンガポール29.9%と全て(1~2月累計も)2桁の減少だった。
7位ベトナムも18.2%減と10か月振りに、8位インドも2.8%減と7か月振りのマイナスだったが、1~2月累計ではそれぞれ6.4%、8%のプラスだった。
9位のタイは11.4%増と11か月連続のプラスで1~2月累計も12.6%増だった。10位マレーシアは昨年末まで6か月連続プラスだったが、15.5%減と1月に続きマイナスだった。
6位日本発(直航分)は機械類、電子電機、など一部品目の増加で東京、名古屋、神戸、がそれぞれ16.8%、11.3%、13.7%の増加となり合計が3.3%増、1~2月累計でも2.1%増となった。
日本発韓国TS分は横浜、広島、水島がそれぞれ1.5%、13.6%、29.6%の増加だったが、合計では7か月連続のマイナスの41.8%減で、日本発米国向け合計は4.7%減だった。
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南石正和
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