フレームワークスとYRPユビキタス・ネットワーキング研究所は4月27日、「次世代ロジスティクス オープンデータ活用コンテスト」の坂村健委員長が組織したINIAD cHUB(イニアド シーハブ)で、「人口知能(AI)活用の時代に向けて」と題したシンポジウムを開催した。
<左から大和ハウス工業の浦川竜哉常務執行役員、インターネットの小笠原治フェロー、フレームワークスの秋葉淳一社長、東洋大学の坂村健情報連携学部INIAD学部長>
シンポジウムでは、基調講演で東洋大学の坂村健情報連携学部INIAD学部長が、「オープンデータによるイノベーションとロジスティクス」について講演。
次いで、フレームワークスの秋葉淳一社長が「フレームワークスの考える次世代ロジスティクス」をテーマに講演した。
シンポジウム最後は、坂村健学部長、秋葉淳一社長の二人に、大和ハウス工業の浦川竜哉常務執行役員、さくらインターネットの小笠原治フェローを加えた4人でパネルディスカッションを行った。
このシンポジウムは、「次世代ロジスティクス オープンデータ活用コンテスト」を正しく理解してもらい、多くの参加者を募集するために行われたもの。
「次世代ロジスティクス オープンデータ活用コンテスト」は賞金総額500万円で、事項知能(AI)活用の時代における物流への新提案を、国内外の一般の開発者や研究者、学生などからアプリケーションやWebサービス、調査研究レポート、ガジェットなどの幅広い分野で4月28日から9月27日まで募集している。
フレームワークスの秋葉社長は「昨年は”物流”を前面に押し出しすぎて、募集期間も短かった事もあり、応募者の範囲が少し狭かった印象がありました。昨年は3か月でしたが、今年は5か月もありますので、ぜひ物流にとらわれないもっと自由な発想で応募して頂きたい」と話している。
なお、INIAD cHUBは、東洋大学情報連携学部と学部外のさまざまな組織との連携を担う組織。