プロロジスは7月20日、千葉県習志野市の「プロジスパーク習志野5」で、大手3PL企業2社と新たに合計約5万8200m2の賃貸契約を締結したと発表した。
締結したのは、住商グローバル・ロジスティクスとセンコーファッション物流。
住商グローバル・ロジスティクスとは5月に1万5300m2の賃貸契約を締結した。同社とはこの契約に先立ち、昨年6月に「プロロジスパーク習志野5」において、約2万7400m2賃貸契約をしている。同社の事業拡大にともない、施設の使い勝手が評価され、増床契約に至ったもの。
施設で働く従業員が多いため、倉庫内に空調が完備されている点や、雇用が確保しやすい周辺環境、都心近くでありながら、内陸に立地するため、津波などの災害リスクが少ない点などが評価された。
住商グローバル・ロジスティクスは「プロロジスパーク習志野5」3階、4階と1階2階の南半分に入居。最先端のAI技術や自動化技術を導入した通販物流戦略的拠点と位置付けている。
アパレル・通販物流のセンコーファッション物流とは、2月に約1万5500m2の賃貸契約を締結した。「プロロジスパーク習志野5」1階2階の北半分に入居し、衣料品の物流事業を請け負う。
センコーファッション物流は「プロロジスパーク習志野5」を店舗への配送拠点として利用する予定で、都心へのアクセス利便性などを評価した。センコーグループはプロロジスのリピートカスタマーだ。
「プロジスパーク習志野5」は、昨年4月に竣工した4階建てのマルチテナント型物流施設。
1階・2階および3階・4階の2層使いのメゾネットタイプで、保管効率と荷捌きの迅速性を両立させた設計となっている。非常用発電機や、断水時に利用できる災害用トイレなどを備えている。
都心から30㎞圏内、国道16号より都心側に立地し、国道296号、県道57号線、県道69号線の至近に位置する。加えて、東関東自動車道花輪ICまで約8.4㎞、武石ICまで約3.7㎞、千葉北ICまで約8.6㎞と、複数の代替経路が利用できる物流適地に立地している。