経済産業省が7月31日に発表した6月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1339万kl、前年同月比10.4%減となった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(467万kl、前年同月比3.4%減)、アラブ首長国連邦(352万kl、10.8%減)、ロシア(135万kl、83.8%増)、カタール(113万kl、22.6%減)、クウェート(110万kl、37.9%増)、となっている。
中東依存度は84.6%、前年同月に比べ5.1ポイント減と3か月連続で前年を下回った。
燃料油の在庫は939万kl、前年同月比0.8%増と23か月ぶりに前年を上回った。
油種別にみると、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料、A重油は前年同月を上回ったが、灯油、軽油、B・C重油は前年同月を下回った。
【PR】経産省 中野氏登壇/政策パッケージ実践ガイドウェビナー