帝人フロンティアは8月23日、ベトナム・ホーチミン市のホテル ニッコーサイゴンで、現地の縫製・刺繍工場や素材メーカーなどを対象とした「CSRサプライチェーンセミナー」を開催する。
帝人フロンティアが2012年より取り組んでいる「CSR調達」推進の一環として開催するもので、現地の取引先における法令順守と人権保護の徹底を目的としている。
昨年8月に開催された第4回セミナーには、ベトナムの縫製企業31社と日本企業から合わせて約90名の参加があり、ベトナムにおける労働安全衛生法や、繊維縫製業における強制労働防止の取り組みに関する講義など、5つの講演を行った。
帝人フロンティアは、素材の開発・調達から製品化に至るまでの一貫したバリューチェーンをグローバル展開しており、事業継続の観点からCSR調達を極めて重要な課題と捉え、社員研修をはじめ、海外取引先に対するアンケート調査や国内外での監査など、さまざまな活動を展開している。
「CSRサプライチェーンセミナー」について、複数企業とのセミナー共催や、異業種からの参加なども視野に入れており、今後さらにCSR調達の輪を広げていきたいとしている。
■「第5回 CSRサプライチェーンセミナー」開催概要
日時：8月23日（水） 9時～13時
場所：ホテル ニッコーサイゴン
講演内容
国際移住機関（IOM）
CREST（外国人技能実習生制度等への対処プログラム）の紹介
国際労働機関（ILO）
ベトナムにおける責任ある労働慣行 優良事例紹介
日本貿易振興機構（JETRO） アジア経済研究所
「ビジネスと人権」国連主導原則と日本（予定）
■問い合わせ
帝人
コーポレートコミュニケーション部
TEL：03-3506-4055
