セイノーホールディングスが2月14日に発表した2018年3月期第3四半期の業績は、売上高4470億6900万円(前年同期比5.7%増)、営業利益225億5000万円(8.9%増)、経常利益232億8200万円(5.1%増)、当期利益155億3600万円(11.0%増)だった。
セグメント別では、輸送事業の売上高は3332億7500万円(5.3%増)、営業利益169億3100万円(14.0%増)。
輸送事業の中核会社にあたる西濃運輸では、利益重視の施策である適正運賃・諸料金・燃料サーチャージ収受の積極的な交渉を継続し行なうとともに、費用の適正管理に努めてきた。
一方、東京・大阪間での路線便の複数便体制による定時定配輸送の更なる精度向上に注力するとともに、長距離路線便の一部を鉄道輸送に切り替える取り組みを強化することで、収益の改善と労働時間の短縮や環境負荷軽減につなげている。
通期は、売上高5870億円(3.4%増)、営業利益280億円(3.3%増)、経常利益288億円(0.4%減)、当期利益185億円(1.6%増)を見込んでいる。