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ホンダ/中国江蘇省太倉市に新大洲ホンダの新工場竣工

2018年07月03日/国際

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本田技研工業は7月2日、中国での二輪製品生産販売合弁会社である新大洲本田摩托(新大洲ホンダ)が、新工場(太倉工場)を竣工したと発表した。

新大洲ホンダは、かねてより環境対応力や生産効率の向上、開発機能の強化を目指して工場の上海市から江蘇省太倉市への移転計画を進めてきた。

太倉工場は、各工程の自動化にも積極的に取り組むなど、最新鋭の生産技術を取り入れ、開発機能やテストコースも備えた新工場として、2018年8月より稼働を開始する。

また、ホンダのグリーンファクトリーコンセプトも随所に取り入れており、排水のリサイクル循環や蒸発処理により工場用水の外部排出をゼロとしたほか、LED照明の標準化、太倉市と共同でのソーラーパネルの設置など、環境対応への取り組みも強化している。なお、これにあわせて上海工場は6月末をもって生産を終了した。

■新大洲本田摩托 概要
設立:2001年10月
本社所在地:中国 上海市
資本金:1億2947万USドル
出資比率:新大洲50%、本田技研工業40%、本田技研工業(中国)投資10%
従業員数:約3700人
生産能力:太倉工場約50万台/年
     天津工場約40万台/年

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