UPSは7月27日、2018年第2四半期の業績を発表し、売上高は174億5600ドル、純利益は14億8500万ドルだった。
1株当たり利益(EPS)は前年同期比8.2%増の1.71ドル、調整後の希薄化後EPSは同23%増の1.94ドルとなった。
2018年第2四半期の調整後決算には、主に任意退職プラン(VRP)に関連するトランスフォーメーション費用に起因する2億6300万ドルの税引前費用(税引き後1株当たり0.23ドル)は含まれない。
米国国内小口貨物部門の売上高は103億5400万ドル、営業利益は9億3900万ドルだった。売上高はeコマース需要と貨物1個あたり売上高の増加により、6.3%増と力強く成長した。
営業利益は減少したが、これは主に、予定されていた年金費用の増加と、現在進めているネットワーク関連プロジェクトの費用によるもの。
国際小口貨物部門の売上高は36億200万ドル、営業利益は6億Ⅰ800万ドル。為替の影響を除く営業利益率の伸びが14四半期連続で2桁台を記録した。
2018年第2四半期の営業利益は、欧州地域にけん引され、第2四半期としては過去最高となった。
サプライチェーン/フレート部門 の売上高は35億ドル、営業利益は2億1600万ドル。第2四半期も売上高と調整後営業利益が2桁台で成長した。