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米国/7月度のアジア主要10か国発のTEU実績6.4%増、累計は17か月連続増

2018年08月09日/調査・統計

データマインは8月9日付で、米国海上コンテナ輸入の7月実績をまとめた。

<アジア10か国・地域発米国向けコンテナ輸送 月次トレンド比較(10月~5月)2018年5月>
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アジア主要10か国・地域発のTEU(B/L・LoadingPort/母船積地ベース・実入り・FROB含)は、前年同月比6.4%増の149万TEUとなり、1~7月累計は7.1%増と17か月連続プラスで過去最多の934万TEUとなった。

アジア発米国向け主要品目(HS2桁、TEU)の前年比は、家具類(シェア17.0%) 10.6%、機械類(シェア8%) 3.6%、電子電機(シェア7.0%) 5.6%、プラスチック類(シェア6%) 24.9%、アパレル(シェア 5%) 2% などいずれも増加で、主要10品目合計(シェア63%) は7.4%増となった。

また対中国関税上乗せ第2弾対象の279品目に多数含まれているプラスチック類 (HS 39)は3か月連続の2桁増 (5月17.5%、6月 25.5%) を示した。

国・地域別では, アジア発1位の 中国発(シェア63%)は6.3%増、1~7月累計では8%増だった。

2位の韓国発(シェア10%)は自国分14%増に中国発TS分18%増が加わったものの全体では13%増 (累計13.5%増)だった。

3位の台湾発(シェア5.4%)は16%増 (累計4.2%減)だった。

4位のベトナム発(シェア4.9%)は10%増と17か月連続プラスで累計では20%増だった。

5位の香港発(シェア4.6%)は4.7%減 (累計4.7%減)だった。

6位のシンガポール発(シェア3.6%)は11%減 (累計3.4%減。

7位の日本発(シェア3%) (直航分)は8%減 (累計5%減)だった。

8位のインド発(シェア2.5%)は32%増 (累計14%増)。

9位のタイ発(シェア2%)は0.7%減と26か月連続プラスのあと横ばい(累計12%増)。

10位のマレーシア発(シェア1%)は12か月連続プラスの17.6%増(累計26%増)だった。

なお、アジア発に対する米国10港の動きは西岸5港(シェア62.5%)がロングビーチ港の6.3%減をうけ2.8%増だったのに対して、東岸ガルフ5港(シェア31.3%)は12.8%増と西岸5港の伸率を上回った。

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