NTTロジスコは8月29日、自社のホームページの「お客様導入事例」に日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)での在庫管理ソリューション導入の事例を公開した。
NTTロジスコの在庫管理ソリューション導入により、JMAMは25%の在庫削減と欠品ゼロを実現し、発注管理稼働を大幅に削減した。
具体的には、以前26か月だった教材の在庫保有月数が、現時点では10.3か月に改善し、在庫高も25%減少し、欠品ゼロも継続している。さらに、以前は教材開発担当者14~15名が在庫管理業務を行っていたが、現在はすべての商品の在庫を専任者1名で行っている。
導入する前までのJMAMの課題は、「在庫適正化による在庫過多や欠品発生の解消」と「業務効率化による発注管理業務の負荷軽減」。
対策として、「在庫診断により、在庫保有月数、過剰在庫等の問題点を定量的に把握」、「在庫管理ソリューションを導入し、需要予測と発注シミュレーションに基づく最適な発注サイクルを設定」、「『在楽@SaaS』を活用し、リアルタイムでの現在庫の把握と在庫予測等をビジュアル化して分析できる環境を構築」の各種の施策を行ったもの。
■NTTロジスコお客様導入事例
http://www.ntt-logisco.co.jp/case/index.html