NSユナイテッド海運が1月31日に発表した2019年3月期第3四半期の業績は、売上高1158億2400万円（前年同期比11.6％増）、営業利益72億2900万円（10.0％増）、経常利益64億700万円（17.0％増）、親会社株主に帰属する四半期純利益70億600万円（11.4％増）となった。
売上高の8割強を占める外航海運事業では、ドライバルクの船腹需給バランスが改善傾向を維持したほか、タンカーではVLCC（大型原油運搬船）・VLGC（大型LPG運搬船）ともに市況が低調に推移。継続的な事業基盤の強化に加え、市況回復の効果取り込みと安全運航を通じた収益向上に努めた結果、前年同期比で増収増益となった。
通期は、売上高1520億円（9.4％増）、営業利益93億円（26.3％増）、経常利益81億円（45.8％増）、親会社株主に帰属する当期純利益90億円（36.1％増）を見込んでいる。
