ESRは3月4日、千葉県市川市二俣新町駅前にマルチテナント型物流施設「ESR市川ディストリビューションセンター」を2月21日に竣工したと発表した。
東京都心部から20km圏内に位置し、首都高速湾岸線「千鳥町IC」より4.3km、東関東自動車道「湾岸市川IC」にも3.0km、更に京葉道路の「原木IC」1.8km、「船橋IC」から1.8km。東京外環自動車道の「高谷JCT」(2.0km)が開通し、高速道路を利用した首都圏全域の広域配送にも適している。
ワンフロア当たりの賃貸面積が東京ドーム規模の約5万m2、延べ床面積22.5万m2で、首都圏湾岸地域でも最大級の広さとなり、ESRのフラッグシップとなる。JR京葉線「二俣新町駅」より徒歩8分、総武線と京成電鉄の「西船橋駅」からも徒歩圏内(約20分)という好立地。
ESRの施設の特徴として、「HUMAN CENTRIC DESIGN.(人を中心に考えたデザイン)」を基本理念としている。遊び心と健康増進も考慮して設置されたボルダリングウォールを配する東西2か所のラウンジや、デザインを凝らした4か所のエントランスホール等、働く人のためのアメニティーが充実している。
自然の素材を活かした快適で洗練されたデザインの空間で施設利用者を迎え、ここで働くことを誇りに思える環境を提供する。また、高架の武蔵野線を挟んでショッピングセンターがあり飲食や日用品購入も便利で当施設で働く人にとって快適な通勤環境が整っており、豊富な周辺人口とともに入居企業の雇用確保において大きな強みとなることが期待されている。
子供たちの想像力を刺激するデザインの託児所が併設され、育児中の女性に社会参画の場を用意することで人材不足に対する一つの解決策とした。全館におけるLED照明の採用や外装材の高い断熱性能などによりCASBEE認証Aクラスを取得。
災害時には地域住民の避難所としてスペースを提供することが可能です。現代社会における課題への解決策がこの施設には随所に盛り込まれている。すでに隣接の二俣小学校の生徒の見学会を開催し、地域との共生も推進している。
ESRのスチュアート・ギブソンCEOは「我々は 「HUMAN CENTRIC DESIGN.」をモットーとし、物流施設を単なる働く場所としてだけではなく、コミュニティー施設や望ましい快適なワークスペースとして建設している。独自のブランドを目指して施設の設計には毎回、託児所、コミュニティー施設にもなるラウンジ等、快適な労働環境となるようデザインに工夫をしている。“倉庫”という概念を覆したいと考えている」と述べている。
また、松波秀明取締役・マネージングディレクターは「市川市のこのエリアはESRにとって過去5年間で3つの施設開発を行った大変特別な場所。関係各位の協力を得て様々な問題点を各々克服しながら首都圏の湾岸地区でも最大規模の物流施設を予定通りの工期で竣工出来たことは、非常に幸運だった。これらの経験を踏まえて、次回からのプロジェクトにも反映させたいと考えている」と話している。
■ESR市川ディストリビューションセンター 施設概要
所在地:千葉県市川市二俣678-55
敷地面積:10万2244.47m2
延床面積:22万5007.02m2
竣工:2019年1月31日
構造:地上4階建
アクセス:(車)東京外環自動車道「高谷JCT」より2.0km/首都高速湾岸線「千鳥町IC」より4.3km/東関東自動車道「湾岸市川IC」より3.0m/京葉道路「原木IC」より1.8km、同「船橋IC」より1.8km
(電車)JR京葉線「二俣新町駅」より徒歩8分/ JR総武線・京成電鉄「西船橋駅」より徒歩20分 (東京都心より20km圏内)
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