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キユーピー/物流の持続的な成長に機能強化と新領域拡大図る

2019年04月25日/SCM・経営

キユーピーは4月25日、「キユーピーグループ総合報告書2019」を発表し、物流事業については、持続的な成長に機能強化と新領域拡大を図るとしている。

主な取り組みのうち、2019年~2021年度中期経営計画では、共同物流に関しては、顧客の販路拡大やコスト改善に大きく貢献しているとし、倉庫・運送機能の効率化、新領域拡大による収益力の強化進めていく。また、中継輸送や、鉄道・船舶を利用したモーダルシフトなど、運び方たの工夫を行い、全国物流ネットワークの強化を進めていく。

専用物流については、チェーン向け物流センターの運営など、得意先の物流を包括的に請け負っている。コンビニエンスストアやスーパーマーケット向け専用センターの受託エリア拡大を進めていくとし、センターオペレーションの効率化などにより、収益の安定化を目指す。

基盤の強化では、新技術の導入、人的資源の再配分による効率化と高品質化を進め、多様な人材が安心して働けるダイバーシティを推進。また、自然冷媒による冷凍設備など、環境に配慮した機器の導入を進めている。

なお、キユーソー流通システムの西尾秀明社長は「品質を最優先にこだわり、グループ総合力を展開し、持続的な成長を追求する。オペレーションのシンプル化、拠点への最新技術導入によるさまざまな立場の従業員が安心して働ける環境の構築に積極的に取り組んでいく」とコメントしている。

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