フジトランスコーポレーションは5月27日、内海造船の瀬戸田工場で建造していた一般貨物船「いずみ丸」(船主:泉汽船)が5月24日に就航したと発表した。
<いずみ丸>

「いずみ丸」は、船体後部の両舷と船体中央の左舷側に計3基のランプウェイを備え、自動車やトレーラーシャーシが自走で乗り降りできるロールオン/ロールオフ型貨物船。船内は7階層で、1500台の完成自動車を積載できる。
また、排ガス煤煙飛散防止装置や燃費性能の向上に効果のある電子制御式エンジンを搭載し、環境にも配慮した。
今後は名古屋港を中心に関東、中国・四国、九州に寄港する。
■いずみ丸の概要
総トン数:1万3038トン
全長:165.0m
航海速力:21.0ノット
積載能力:シャーシ52台
乗用車:1447台