三菱ふそうトラック・バスは7月4日、キャンターなど小型トラック・バスのリコールを国土交通省に届け出た。
<改善箇所説明図>

小型トラック・バスの原動機でロッカーアーム製造用治具の管理が不適切なため、ロッカーアームの耐久性が不足しているものがある。そのため、早期にロッカーアームが異常摩耗して破損し、異音が生じて、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。
改善措置として、全車両のロッカーアームを良品に交換。また、ロッカーアームに異常摩耗が認められた場合は、シリンダーヘッド一式を交換する。
対象車は「キャンター」「ローザ」「アトラス」などで、計91型式4車種1万3995台。また、車両製造後に修理で対象となる部品が組付けられた車両が計45型式3車種480台。
不具合件数は149件で、事故はなし。
■型式等は下記URLを参照
http://www.mlit.go.jp/common/001297282.pdf