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ナスタ/意識調査、EC利用者の73.8%が「置き配」に不安

2019年08月26日/調査・統計

宅配ボックスのナスタは8月23日、ネットショッピングを利用する男女1000人を対象に「置き配」に関する意識調査を行い、その結果を公表した。

<73.8%が置き配に不安>

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<盗難や個人情報、荷物の水濡れへの不安が上位を占めた>

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それによると、「置き配」に対して、73.8%の人が不安だと思うと回答。荷物が玄関先に置かれることによる、盗難や送付状に記載されている個人情報の漏洩、雨による荷物の水濡れといったリスクを理由に挙げた。

<76.5%が置き配サービスの普及を支持>

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<置き配に求める内容は防犯性の高さがトップ>

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その一方で、76.5%の人が「置き配」について普及してほしい思うと回答。「置き配」に求める内容については、防犯性の高さを望む声が67.9%と最も多かった。

<置き配の受け取り場所として宅配ボックスが最も支持を得ている>

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「置き配」サービスで指定できる受け取り場所として最も多いのは「宅配ボックス」の58.1%で、次点が37.5%の「玄関先」だった。

これらの調査結果から、「置き配」サービスでは荷物を雨や盗難から守るものとして、「宅配ボックス」が最も有効な荷物の受け取り場所として求められていることが分かった。

また、荷物の有無で宅配ボックスの形状が変化し、留守だと知らせてしまわないようにすること、雨に濡れて荷物が痛まないように、素材や形状を考慮することなど、荷物の受け取りに関して、防犯面や機能面で不安や心配を感じ新たなストレスが生じないよう配慮することが、サービスの普及に繋がるという結果となった。

■調査概要
対象者:ネットショッピング利用者
調査時期:6月22~23日
調査方法:インターネットリサーチ
調査人数:1000人(男性497人、女性503人)
対象年齢:(20代)199人、(30代)195人、(40代)206人、(50代)200人、(60代以上)200人

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