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AGC/中国蘇州に車載ディスプレイ用ガラスの新工場建設

2019年09月13日/生産

AGCは9月12日、中国 江蘇省の蘇州にある現地法人の工場敷地内に、車載ディスプレイ用カバーガラスの新工場を建設すると発表した。

蘇州工業園区にある艾杰旭汽车玻璃(蘇州)の工場敷地内に、延床面積2万5000m2の工場棟を建設する。7月に着工しており、2022年からの製品出荷を予定している。

新工場では、大型3D・複雑形状の車載ディスプレイ用カバーガラスを生産。各種光学薄膜コーティングから、装飾印刷、複雑曲面の一体成形まで最先端技術を導入した一貫生産ラインを備え、受注が決定している複数の車種向けに製品を供給する。

<AGCの車載ディスプレイ用カバーガラス工場>

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AGCは、山形県米沢市と神奈川県横浜市に車載ディスプレイ用カバーガラスの工場を有しており、中国の工場は3か所目の生産拠点となる。

AGCは車載ディスプレイ用カバーガラスの業界シェアトップで、これまで70車種以上に採用され、総出荷数は2019年9月で2000万台分を達成する見込み。

■新工場の概要
所在地:中国 江蘇省 蘇州工業園区 望江路158号(艾杰旭汽车玻璃(蘇州))
敷地面積:37万1000m2
延床面積:2万5000m2
着工:7月
販売開始:2022年(予定)
事業内容:車載ディスプレイ用カバーガラスの生産

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