NEXCO中日本は10月24日、東海環状自動車道「大野神戸(ごうど)IC~大垣西IC」間が12月14日に開通すると発表した。
<開通区間の周辺図>
<全体図>
開通区間は、岐阜県の大垣市と大野町を結ぶ延長7.6kmの暫定2車線道路。開通により、東海環状自動車道の開通延長は全体の7割にあたる100.4kmとなる。
開通区間の周辺では、本巣市の屋井工業団地が東海環状自動車道西回りの開通見通し公表後に分譲地が完売するなど企業立地が活性化しており、大野神戸IC~大垣西IC間の開通でさらなる企業立地の促進による地域活性化が期待されている。
沿線地域住民を対象としたアンケート調査では、回答者の95%が大野神戸IC~大垣西IC間の開通に期待しており、99%が同区間を利用すると回答。また、同区間の開通効果では、利便性向上(80%)や、観光活性化(45%)、企業立地(29%)、物流効率化(23%)に期待する声が多かった。
今後、東海環状自動車道では「関広見IC~山県IC」間が2019年度中に開通予定のほか、「山県IC~大野神戸IC」間と「北勢IC~大安IC」間がともに2024年度の開通を見込んでいる。
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