日立物流が1月31日に発表した2020年3月期第3四半期決算によると、売上高5104億7600万円（前年同期比4.7％減）、調整後営業利益258億9900万円（7.6％増）、税引前四半期利益258億5100万円（3.9％減）、親会社に帰属する四半期利益162億5200万円（6.8％減）となった。
国内物流の売上高は自動車関連顧客の取り扱いは減少したものの、新規立ち上げ案件の寄与等により、3282億3700万円(1.0％増)となり、営業利益は、増収影響のほか、生産性改善効果とIFRS第16号「リース」の適用等により、194億9500万円(16.0％増)となった。
国際物流の売上高はフォワーディング事業の取り扱い減少（日新運輸の非連結化影響含む）や為替影響等により、1690億6700万円(14.0％減)となり、営業利益は、減収影響のほか、フォワーディング事業でのリスクを織り込んだことなどにより、53億8900万円(6.0％減)となった。
通期は、売上高6900億円（2.7％減）、調整後営業利益340億円（9.0％増）、税引前利益342億円（3.0％減）、親会社に帰属する当期利益220億円（3.4％減）を見込んでいる。
