コカ・コーラボトラーズジャパンは2月28日、熊本県熊本市の熊本工場敷地内に、最新技術を導入した新倉庫を竣工し、本格稼働したと発表した。
<新倉庫外観>

<倉庫内部の様子1>
<倉庫内部の様子2>
熊本工場の新倉庫は、戦略的な物流ネットワーク改革を推進する「新生プロジェクト」の中で九州エリア内における製品保管・供給の中核となる大型物流倉庫で、高密度保管システムを採用することにより、従来の約半分のスペースで製品を保管できる、革新的な技術を導入した倉庫となる。
コカ・コーラ ボトラーズジャパンのブルース・ハーバート執行役SCM本部長は「熊本工場に最新技術の自動倉庫が完成した。戦略的な物流ネットワーク改革を推進する「新生プロジェクト」の2つ目の物流倉庫となる。熊本工場は、2019年3月より阿蘇の自然が育んだ天然水を採水し、主に九州エリアのお客さま向けに「い・ろ・は・す」製品の製造を開始した。この熊本工場と熊本倉庫を通じて、これまで以上に熊本の復興と発展に寄与していきたい」とコメントしている。
なお、同社は市場環境や顧客、得意先の多様なニーズに迅速に対応するため、2016年5月から物流体制の最適化を目指した大型プロジェクトとして「新生プロジェクト」を進めている。
■概要
名称:コカ・コーラ ボトラーズジャパン熊本工場新倉庫
敷地面積:1万3824.123m2
建物の延床面積:5561.203m2
保管数量:12500パレット
投資額:約23億円
竣工:2020年1月
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