経済産業省が2月28日に発表した1月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1453万kl(前年同月比9.3%減)だった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(528万kl、前年同月比21.0%減)、アラブ首長国連邦(465万kl、11.9%増)、クウェート(157万kl、43.4%増)、カタール(148万kl、16.2%増)、ロシア(52万kl、26.0%減)となっている。
中東依存度は93.4%で、前年同月比5.3ポイント増と5か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1426万klで、前年同月比5.7%減と3か月連続で前年を下回った。油種別にみると、ジェット燃料油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、灯油、軽油及びA重油は前年同月を下回った。