プロロジス/オイシックス・ラ・大地専用倉庫を海老名に着工

2020年03月26日 

プロロジスは3月26日、神奈川県海老名市で、食品宅配サービスを展開するオイシックス・ラ・大地のBTS型(特定企業専用)物流施設「プロロジスパーク海老名2」を着工したと発表した。

<「プロロジスパーク海老名 2」完成イメージ >
「プロロジスパーク海老名 2」完成イメージ

「プロロジスパーク海老名2」は、冷蔵機能を備えた物流施設として開発し、2021年8月の竣工を予定している。

オイシックス・ラ・大地が運営する宅配サービスブランド Oisix の専用施設となり、全国の契約農家から入荷した野菜や生鮮食品を「プロロジスパーク海老名2」に集約し、地域別の出荷準備のための拠点とする。

冷凍・冷蔵倉庫は、賃貸型の開発例が少なく自社所有による開発が主流である。賃貸型の場合は、汎用性を重視し、ドライ(常温)倉庫をベースに冷蔵設備を導入する手法が一般的であり、入居企業のコスト負担・工期の増加につながる課題がある。

今回の開発においては、ドライ倉庫を冷蔵仕様に変更するのではなく、プロロジスが当初から冷蔵倉庫として開発することで、入居カスタマーの負担を軽減する。大都市圏で冷蔵倉庫の需給ひっ迫が続く中、プロロジスは、コールドチェーンへの需要が今後一層高まるとみており、引き続きカスタマーの多様なニーズに応えていく。

「プロロジスパーク海老名2」は、4階建て、10℃帯の冷蔵倉庫として開発され、一部に冷凍設備も設ける予定だ。2階部分に大型車両がアクセス可能なスロープを設け、ドックシェルターを備えたトラックバー スを1・2階を合わせて約40台分整備する。

入居企業の BCP(事業継続計画)をサポートするため、緊急地震速報を導入するほか、緊急時の荷物搬出口として3階4階にマシンハッチを設置する。屋根面には、約700kwの太陽光発電を導入し、環境負荷軽減に努めた施設開発を行う。また、近隣住民への配慮の一環として、住宅が立地する敷地東側には防音壁を設置する。

「プロロジスパーク海老名2」の開発予定地は、「圏央厚木IC」よりわずか1.9km、「海老名IC」からも約3.3kmと至近に位置し、2020年度上半期には、約6kmの地点に東名高速道路「(仮称)綾瀬スマートIC」 が開通予定だ。

圏央道と東名高速道路との交差部にあたるため、関東全域および西日本方面や都心部へアクセスしやすい。この地より約200mの地点を走る国道246号も利用しやすく、藤沢、鎌倉、横浜市中心部、首都圏西部など、首都圏主要消費地をカバーできる拠点として需要が高い好適地だ。

また、小田急線「海老名駅」からも約 2km と近く、周辺には住宅地が広がっているため施設内従業員の雇用確保にも有利である。

なお、プロロジスは、これまでに全国に98棟の物流施設を開発しており、うち43棟がBTS型物流施設である。現在、BTS型物流施設では「プロロジスパーク神戸3」「プロロジスパーク小郡」「プロロジス古河プロジェクト フェーズ2」を計画中で、入居企業を募集している。

■「プロロジスパーク海老名2」施設概要
名称:プロロジスパーク海老名2
開発地:神奈川県海老名市下今泉
敷地面積:約1万7000m2
計画延床面積:約3万8000m2
構造:地上4階建て、RC造(一部S造)
着工:2020年3月
竣工予定:2021年8月

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