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タイガー/日報自動生成サービスがSBSゼンツウの1160台に採用

2020年04月16日/IT・機器

タイガーは4月15日、スマートフォンを用いた乗務日報自動生成サービス
「モバレポ」がSBSゼンツウの配送車1160台に採用され、4月1日から稼働を開始したと発表した。

<「モバレポ」は乗務員の負担低減を念頭に開発された>

20200416tiger - タイガー/日報自動生成サービスがSBSゼンツウの1160台に採用

<乗務終了後に日報がプリンターから出力される>

20200416tiger1 - タイガー/日報自動生成サービスがSBSゼンツウの1160台に採用

「モバレポ」では、ドライバーがスマートフォンを活用し、専用のWebサイトへログイン。あらかじめ走るコース番号や配送件数を入力して運転を開始し、出庫、到着、休憩などの進捗状況を画面のタップなどで入力していくほかに、車両の点検や給油の記録を同時に行うことが可能で、乗務終了後に入力した情報が日報として印刷される。

ドライバーが基本操作を行う乗務画面では、次に押す部分のボタンが色付きで表示することで、直感的な操作が可能。また、手書きの乗務日報に替わる機能を搭載しており、記入間違いなどの人為的ミスを防止するほか、乗務終了後に日報が自動で事務所のプリンターから出力されるなど、操作面以外でも負担の低減を図っている。

同サービスの導入でドライバーの負担が軽減されるほか、管理者側でも運行時間の計算ミス削減や、乗務進捗度合いの確認にかかる工数の低減といったメリットが得られる。今後は、メッセージ送信機能や、車両に不具合が見受けられた時の写真アップロード機能の導入を検討中で、WEBアプリケーション形式を採用したメリットを生かして、顧客の要望なども踏まえて有用な機能を提供していく予定。

同社の竹添代表は「SBSゼンツウだけでなく、個配を行っている事業者にも利用できるサービスに仕立てていきたい」と意気込みを述べた。

■モバレポの主な機能
「乗務員」
出庫、到着、休憩、帰庫などの乗務の進捗の入力
日常点検、給油量、などの車両に関する項目の入力

「管理者」
乗務員の進捗確認(出庫、到着、休憩、帰庫)
入力データの乗務日報出力
輸送実績集計データの出力

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