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トランスコスモス/受注から配送までの倉庫業務をワンクリック

2020年05月19日/IT・機器

トランスコスモスは5月19日、トランスコスモス技術研究所が国内で5社のみが認定されている「Shopify Plus Partner」としての知見を活かし、Shopifyを活用したEC事業に特化した倉庫アウトソーシングサービス「スピードロジ」を6月より開始すると発表した。

<スピードロジ概要フロー図>
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近年著しく成長しているEC市場の大きな課題の一つでもあり、従来の店舗・企業間の物流センターでは対応が難しいEC用倉庫業務を、テクノロジーを活用し標準化・自動化・省力化・無人化し、 小ロットでもアウトソーシングできるサービスを構築したもの。

スピードロジは、Shopifyアプリ「スピードロジ」上で必要項目を選択、商品を倉庫へ預けるだけで利用可能。煩わしい倉庫との契約や配送業者の手配は一切必要ない。

さらに、4パレットからの利用に対応しているため、小ロットの在庫からスタートして、徐々に規模を拡張することもできる。これにより事業が軌道に乗った際に倉庫を変更することなく、スムーズに事業を拡大することが可能だ。

また、スピードロジでは、ECサイト運営者は商品が注文されてからユーザーに商品が届くまでに必要な業務をワンクリックで処理できる。Shopifyアプリ「スピードロジ」をチェックするだけで、 配送や在庫の状況を確認可能。倉庫・配送業務をアウトソーシングすることで、品質を担保しつつEC担当者の作業コスト削減を実現した。

今後はモールおよび他チャンネル連携、チャンネルを横断した販売データ分析、AIを活用した在庫、仕入れの最適化エンジン、倉庫内業務の自動化・省力化・無人化を進め、EC事業のデジタルトランスフォーメーションを促進するサービス開発を進めていくとしている。

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