経済産業省が5月29日に発表した4月分の石油統計速報によると、原油輸入量は1317万kl(前年同月比9.0%減)だった。
輸入量の多い順に、サウジアラビア(478万kl、6.5%減)、アラブ首長国連邦(400万kl、16.8%増)、クウェート(152万kl、3.2%減)、カタール(98万kl、18.7%減)、エクアドル(36万kl、87.7%増)となっている。
中東依存度は90.6%で、前年同月比1.9ポイント増と2か月連続で前年を上回った。
燃料油の生産は1119万klで、前年同月比15.9%減と6か月連続で前年を下回った。油種別にみると、灯油及びB・C重油は前年同月を上回ったが、ガソリン、ナフサ、ジェット燃料油、軽油及びA重油は前年同月を下回った。