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三井E&S造船/6万トン型ばら積み船「フェデラル オーク」引渡し

2020年06月11日/IT・機器

三井E&S造船は6月11日、玉野艦船工場で建造していた6万重量トン型ばら積み貨物運搬船「フェデラル オーク(FEDERAL OAK)」を完成し、引き渡した。

<フェデラル オーク>
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フェデラル オークは、環境対応・低燃費船ラインナップ「neoシリーズ」の第三弾、6万重量トン型バルクキャリアー「neo60BC」の第36番船。

4基のクレーンを装備した5ホールド(貨物艙)の汎用バルクキャリアーで、「neo56BC」の使い勝手を踏襲。また、「neo56BC」から大型化しつつも港湾や航路の汎用性を維持している。

石炭、鉄鉱石、小麦、大麦、大豆などさまざまなバラ積み貨物に対応し、長尺物やホットコイルなど半製品輸送も可能。船首・船尾には新開発の省エネ船型を採用し、平水中の抵抗推進特性にくわえ波浪中の耐航性や操縦性にも配慮している。

主機関にはMARPOL NOx排出規制Tier IIを満たした電子制御エンジン三井-MAN B&W 6S50ME-B9.3ディーゼル機関を搭載し、幅広い出力域で低燃費を実現。SOx排出規制強化に配慮し、燃料油の切り替えに対応できる複数の燃料タンクを有している。

■フェデラル オークの主要目
全長:199.99m
幅:32.25m
深さ:18.50m
総トン数:34,582
載貨重量トン数:60,385メトリックトン
主機関:三井-MAN B&W 6S50ME-B9.3 ディーゼル機関 1基
航海速力:14.5ノット(常用出力)
最大搭載人員:24人
船級:NK
船籍:リベリア
引渡日:6月11日

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