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阪急阪神エクスプレス/シベリア鉄道で日欧複合一貫輸送開始

2020年12月04日/3PL・物流企業

阪急阪神エクスプレスは12月4日、シベリア鉄道を利用した日本発ロシア極東のウラジオストク経由、ポーランド着の「Sea&Rail定期混載サービス」を1月から販売すると発表した。

<輸送区間>
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同サービスは、東京、名古屋、神戸の各CFS(コンテナ・フレイト・ステーション)から搬入した荷物を富山CFSで混載貨物に仕立て、富山新港からロシア・ウラジオストク港へと海上輸送。

その後、シベリア鉄道でウラジオストク駅からポーランドのクトノ駅へと輸送したのち、クトノ駅から欧州代理店のポズナンCFS(ポーランド)に保税転送し、陸上輸送でポーランド国内やドイツ、オーストリアやチェコなど欧州全域に配送する。

富山新港出港からポズナンCFSまでの所要日数は22日で、海上混載輸送と比べてリードタイムを約2週間短縮できるほか、航空輸送と比べて約半分のコストで輸送することが可能。航空と海上の中間に位置する「第3のサービス」として、また、貨物スペース逼迫時や有事の際の代替輸送手段として利用を見込んでいる。

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