名港海運が2月10日に発表した2021年3月期第3四半期決算によると、売上高481億2800万円(前年同期比10.3%減)、営業利益24億7100万円(35.5%減)、経常利益30億7800万円(34.3%減)、親会社に帰属する四半期純利益34億7400万円(15.8%増)となった。
同社が営業基盤を置く名古屋港では、自動車や自動車部品等の輸出が減少、また、原油やアルミニウム等の輸入が減少。これを受けて、同社でも自動車部品等の輸出貨物や、非鉄金属、とうもろこしなどの輸入貨物の取り扱いが減少した結果、売上、利益ともに前年比でマイナスとなった。
セグメントごとの売上高は、港湾運送およびその関連が469億2900万円(10.8%減)、賃貸が11億9800万円(18.2%増)だった。
通期は、売上高620億円(12.6%減)、営業利益26億5000万円(46.0%減)、経常利益33億5000万円(43.6%減)、親会社に帰属する当期純利益36億5000万円(6.1%減)を見込んでいる。
トレーディア 決算/4~6月の売上高0.4%減、営業利益35.3%増