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LIXIL/「OKIPPA」を採用した後付け可能な宅配ボックス発売

2021年02月16日/IT・機器

LIXILは2月16日、Yperの協力を得て、簡単に後付け可能で、ドアになじむコンパクトな宅配ボックス「ATMO(アトモ)」を開発したと発表した。

<ATMO(アトモ)>
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自宅の玄関ドアに、工事不要で簡単に後付けできるコンパクトな宅配ボックス。玄関ドアへの取り付けは両面テープやマグネットで貼り付ける。フェンスなどのエントランスまわりに取り付けたい場合は、背面の穴を利用し、結束バンドやビスで設置する。そのため、一軒家、マンションと住む人を問わずに宅配ボックスを後付けで取り付けることができるという。

<住まいのシーンに合わせて取り付けが可能>
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ボックスは、配達員がわかりやすいピクトグラムを使い、ドアになじむデザインに仕上げた。中に収納する置き配の専用バッグには、Yperとコラボレーションした「OKIPPA」を採用。バッグは、2リットルのペットボトルが18本入るサイズで、大きな荷物の受け取りもできる。また撥水加工が施されており、雨から荷物を守れるようにした。

使い方は、カバーを開けると中にOKIPPAが入っており、バッグを取り出し、荷物を入れてチャックを閉め、南京錠で施錠する。ジッパーを動かしても隙間ができない構造のため、ロックの鍵を持つ着荷主しか開けることはできないという。OKIPPAのアプリを利用すれば、配送状況、着荷報告の確認もできる。

盗難の補償サービスも用意する。加入無料で5000円までの見舞金が受け取れるプラン、100円/30日の「買い切り有料サポート」を提供。買い切り有料サポートでは、品物が上限3万円、バッグは5000円までの盗難補償が受けられる。サービスはアプリからの申し込むことができる。

LIXILでは、宅配ボックスの開発に合わせ、クラウドファンディングの仕組みを活用した応援購入サービス「Makuake」でプロジェクトを開始。同サービスを利用して、宅配ボックスを販売する。2月16日から5月15日の期間で行う。プロジェクトでの参考価格は、ATMO本体1台とOKIPPAが1万3800円(消費税・送料込)、ATMO本体1台で8900円。

■ATMO(アトモ)
サイズ:横:142㎜×縦295㎜×奥行き64.5㎜㎜(最大箇所)
重量:約750g(OKIPPA込み )
材質:ASA樹脂
カラー:ディープグレー

■OKIPPA
サイズ:バッグ使用時/約70×66cm(容量:57L)
    :折りたたみ時/約13×13cm(厚さ5cm)
材質:本体/ポリエステル(撥水加工)
カラー:ネイビー

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