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GROUND/RFID搭載の自律型協働ロボット提供開始

2021年03月01日/IT・機器

GROUNDと大王製紙グループのダイオーエンジニアリングは3月1日、日本初となるRFIDを搭載した自律型協働ロボット(AMR)「PEER(ピア) SpeeMa+(スピーマプラス)」を共同開発し、同日から提供を開始したと発表した。

<「PEER SpeeMa+」>
20210301ground 520x380 - GROUND/RFID搭載の自律型協働ロボット提供開始

20210301ground1 520x285 - GROUND/RFID搭載の自律型協働ロボット提供開始

同ロボットは、GROUNDの自律型協働ロボット「PEER」に、ダイオーエンジニアリングの提供するRFIDソリューション「SpeeMa」を組み合わせたもの。すでにシップヘルスケアグループの小西医療器に導入が決まっており、3月末から同社の物流センターで本格稼働を予定している。

<PEERを使ったゾーンピッキングによるソーシャルディスタンスを確保した作業環境>
20210301ground2 520x198 - GROUND/RFID搭載の自律型協働ロボット提供開始

特長と導入による効果としては、ロボットに搭載したRFIDによって作業者のピッキング効率が向上するほか、人為的ミスの低減やトレーニング時間の削減が可能。

GROUNDが推奨するゾーンピッキングを採用することで、ソーシャルディスタンスを確保し、作業者が安全な環境下で業務を推進することができる。

ロボットは、先端のSLAM技術によってリアルタイムに位置情報を取得し、人と協働しながら作業支援を行うことが可能。経路情報を設定することなく自律走行できるため、経路上の障害物を回避した最適な経路を選定することができる。

導入には、物流施設内の作業オペレーションやレイアウトの大幅な変更を必要とせず、ニーズや波動に合わせてフレキシブルにPEERの台数を増減できる。

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