福山通運は3月23日、日本貨物鉄道と、安治川口駅(大阪市此花区)と盛岡貨物ターミナル駅(岩手県盛岡市)間で、4往復目となる専用ブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」の運行を開始した。
<専用ブロックトレイン出発式 左から3人目がJR貨物の真貝社長、4人目が福山通運の小丸社長>
運行開始にあたり、3月22日に安治川口駅にて出発式を行った。
福山通運は、2013年3月から東京-大阪間、2015年3月から東京-岡山・福山(広島)間、2017年5月から名古屋-福岡間の幹線輸送において、毎日各1往復の専用ブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」を運行している。
今回の4往復目の専用ブロックトレインの運行により、大型トラック 328台分を貨物鉄道へモーダルシフトすることになる。
今後も近年の物流業界におけるトラックドライバーの労務改善及び CO2排出量削減による地球環境負荷の低減に向けて更なるモーダルシフトの実現に積極的に取り組んでいくとしている。
■専用ブロックトレイン「福山レールエクスプレス号」の概要
運転開始日:2021年3月23日
発着駅:安治川口駅~盛岡貨物ターミナル駅(約 1088 ㎞)
発着時刻:安治川口 22:08 発 ⇒盛岡タ 14:33 着
盛岡タ 19:08 発 ⇒安治川口 16:00 着
※「タ」は「貨物ターミナル駅」を示す。
列車編成:20 両編成
輸送量:31ft コンテナ 40 個/1列車あたり(往復 80個)
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