アイオイ・システムは4月5日、床面などに作業指示を投影する「床面照射 フロアプロジェクションピッキングシステム(F-PPS)」を開発したと発表した。
F-PPSは、プロジェクションマッピングを用いて床面や壁面に仕分け作業の進捗情報や作業指示を投影することで、大掛かりなシステムを導入せずにフリースペースでピッキングや仕分け作業を行うことができる。
多言語表記のほか写真や動画も表示でき、外国人労働者や初心者にも分かり易く作業教育を行うことが可能。レイアウト変更も容易で、プロジェクタを天井内に埋め込むことで冷凍・冷蔵倉庫内でも使用することができる。
アイオイ・システムでは、プロジェクションマッピングを用いた「プロジェクションピッキングシステム」を2016年に製品化。食品、アパレル、医薬品、部材など幅広い業種・業界で採用されており、採用企業からの要望を織り込んだシステムとして「床面照射 フロアプロジェクションピッキングシステム」を開発した。