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PALTAC/ロジ・ソリューション力強化、3年で300億円投資

2021年05月19日/SCM・経営

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PALTACは5月19日、「2021年3月期決算説明資料」を発表し、中期経営計画(2022年3月期~2024年3月期)の中で、PALTAC VISION 2024 {
輝く未来へ」~サプライチェーンとともに歩む~」を公開した。

<ロジスティクスソリューション力の強化>
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その中で、「ロジスティクスソリューション力の強化」を掲げ、「安心・安全」「高効率」の物流を追求するとしている。

そのため、「配送改善・ホワイト物流の推進」を挙げ、入荷予約システム(自社開発)の全国展開を完了したことから、さらに取り組みを強化。入荷予約システムの機能向上と運用最適化、トラック事業者様との連携強化により積載率向上、空車率低下、出荷拠点見直し⇒配送距離を短縮する。これらにより、ドライバーには待機時間の短縮・所得増加、配送業者には収益改善、荷主には配送費をコントロールできるようにする。

また「安心・安全の物流基盤の強化」では、2021年2月13日福島県沖の地震により、RDC宮城が被災により約2週間の出荷不能となったが、相互出荷体制による代替出荷で供給を継続した。この災害の経験を反映し、災害復興体制の強化とRDC物流網を活用した相互出荷体制の継続強化を図る。

さらに、「高効率物流網の強化・拡大」では、人員生産性をさらなる改善を図る。そのため、既存モデルの更なる効率化、新モデルの更なる効率化、新モデルの出荷比率拡大を図り、センター運営のさらなる効率化を目指す。

そして、高効率・キャパシティ拡大の投資として、3年間で約300億円の投資額を見込んでいる。投資エリアは東北・関東・関西・九州としている。このうち、中計期間中では、関東(栃木)で2023年3月期中の完成を予定している。

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