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エミレーツ航空/約5900万本分の新型コロナウイルスワクチン輸送

2021年05月24日/国際

エミレーツ航空は5月24日、エミレーツスカイカーゴとして旅客機を利用した緊急貨物輸送開始から1年、世界中で投与された新型コロナウイルスワクチンの20本に1本が、エミレーツ航空の航空機でドバイを経由して運ばれたものと発表した。

エミレーツスカイカーゴは、ボーイング777-300ER型旅客機の座席および客室内オーバーヘッドビン(座席上の荷物棚)に、 緊急に必要とされるPPE(医療用個人防護用具)、 関連物資やその他重要な貨物の搭載を開始してから1年を迎えた。

2020年4月下旬、新型コロナウイルスによる世界的なパンデミック第1波の中、エミレーツ航空の貨物部門はPPEの緊急輸送需要に応えるため、 運航モデルを調整し、機内の座席とオーバーヘッドビンに厳選された商品を積み込み、緊急貨物を搭載できる追加スペースを確保した。

この1年間で、エミレーツスカイカーゴは座席と客室内オーバーヘッドビンに貨物を搭載したフライトを3100便以上運航しており、客席80万分の貨物に相当する1万1000トン以上の重要な貨物を輸送した。現在も、 PPEやその他貨物の機内輸送の需要は途絶えない。

エミレーツスカイカーゴは、旅客機の座席やオーバーヘッドビンに安全に貨物を積み込むために、安全リスク評価を迅速に行い、ドバイのチームとエミレーツスカイカーゴのネットワーク基地のグランドハンドリングパートナーの両方に、最も効果的で安全な方法で貨物を客室内に積み込み、固定する方法を指示する一連の作業過程を作成した。またグローバルチームが機内での最適な積載量を計算できるスマートカリキュレーター(計算機アプリ)も開発した。

PPEやその他の医療用品は、旅客機の座席やオーバーヘッドビンで輸送される最も一般的な貨物となっている。これらの品目は性質上、個々の箱を小さくできるため、客室内での取り扱いや積み込みが容易になる。その他、衣類、乾燥食品、歯科用品、スポーツ用品などの一般貨物も座席に搭載されている。

エミレーツスカイカーゴは、新型コロナウイルスのパンデミックの際にも、迅速かつ柔軟な対応と、顧客との緊密な連携により、緊急に必要な商品や物資を世界に供給する重要な役割を果たしてきた。現在エミレーツスカイカーゴは、定期貨物便で世界6大陸135以上の都市を結んでいる。

世界各地の政府や保健機関は、大規模な新型コロナウイルスワクチンの配布を通じて、地域社会を新型コロナウイルス感染症から守る取り組みを強化しており、10億回分以上のワクチンが全世界へ投与されたと推定されている。世界中で投与された新型コロナウイルスワクチンの20回に1回は、ドバイを経由し、エミレーツ航空の航空機で輸送されている。エミレーツスカイカーゴは、6種類の新型コロナウイルスワクチン約5900万本分を世界中の50都市以上に輸送した。

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